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東北大学医学系研究科 生物化学分野

トピックス

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2013年4月2日
SAM合成酵素による、転写とエピゲノムの共役制御の新知見を発表しました

クロマチンのメチル化修飾における、S-adenosylmethionine (SAM)合成酵素の機能に関する論文を、J. Biol. Chem.誌に発表しました。

私たちはSAM合成酵素のアイソザイムMethionine adenosyltransferase II(MATII)が、核内に存在し、転写因子MafKにより、その標的遺伝子に動員され、抑制に寄与することを報告していました(Mol. Cell 2011, PubMed Link)。今回、解良洋平博士らは、MATII-MafK複合体により、抑制される標的遺伝子として、炎症応答に関わるcyclooxygenase-2 (Cox2)を同定しました。さらに、この複合体にヒストンメチル化酵素SetDB1が含まれることも見いだしました。図に示すように、転写因子-SAM合成酵素-ヒストンメチル化酵素複合体が、標的遺伝子に動員されて、効率的かつ経済的なヒストンメチル化と遺伝子発現抑制を可能にしていると考えられます。そして、この複合体の形成解消により、エピゲノムの機能が調節される可能性が考えられます。

PubMed Link

Model

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