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東北大学医学系研究科 生物化学分野

2014年8月27日
Bリンパ球の遺伝子制御ネットワークに関する総説論文を発表しました

細胞分化の本質は遺伝子発現パターンの変化です。この変化は、転写因子によってつくり出されます。転写因子は分化機能に関わる遺伝子を調節するだけではなく、転写因子が他の転写因子遺伝子の発現を変えるという制御ネットワークをつくっていること、こういったネットワークの連結状況が変動していくことが細胞分化の根幹にあることが様々な系で明らかになりつつあります。この論文では、本研究室が長年取り組んできた転写因子Bach2を例として、Bリンパ球分化を支える遺伝子制御ネットワークについて解説しました。この論文はImmunological Reviews誌に掲載されました。

HP_B_GRN20140815

 

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2014年8月27日
Bach1ノックアウトマウスの長期予後に関する論文を発表しました

Bach1はヘムで活性が制御され、鉄代謝や酸化ストレス応答を調節することをこれまで報告してきました。しかし予想外なことに、Bach1遺伝子破壊マウスはほとんど異常が認められません。今回、同マウスを二年以上にわたって経過を観察し、Bach1は実験室環境下ではほぼ不要であることを確認しました。Bach1ノックアウトマウスの肝臓では遺伝子発現プロファイルが変化するものの、成長とともに正常化することから(下図参照)、Bach1の欠損に対する何らかの補正機構が存在することが考えられます。この論文は太田一成博士が筆頭としてOxid Med Cell Longev.誌に発表しました。

進化の過程でBach1遺伝子は脊索動物から広く保存されています。生存に必須の何らかの機能を有することが予想され、この問題を解明することが今後の大きな課題となります。

 

HP_B1aging20140815

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