ここから本文です

東北大学医学系研究科 生物化学分野

2013年9月16日
リンパ腫におけるBach2の発現に関する共同研究論文を発表しました

抗体遺伝子の体細胞突然変異は、抗体親和性亢進に重要な反応であり、B細胞分化過程の特定の時期(胚中心段階)にだけ生じます。ヒトB細胞性リンパ腫の一部では、体細胞突然変異が持続して生じていることが知られています。今回、東海大学の中村直哉教授らとの共同研究から、この体細胞突然変異の持続とBach2高発現の相関を見いだしました。Bach2はBリンパ腫の病型分類に活用できる可能性があります。

ページトップに戻る

2013年9月16日
Bach2によるB細胞初期分化の制御に関する共同研究論文を発表しました

University of California SanfranciscoのMarkus Muschen教授らとの共同研究により、Bach2がB細胞初期分化の調節にも関わることを見いだしました。Bach2ノックアウトマウスでは抗体遺伝子v-d-j再編の質のチェックがうまくいかず、機能を欠くIgH鎖をpre-B細胞受容体として発現する細胞が出現します。このような細胞はがん遺伝子で容易にがん化することも見いだしました。Bach2はpre-B細胞受容体チェックポイントの実行に重要と考えられます。この成果はNature Medicine誌に報告されました。

ページトップに戻る

2013年9月16日
転写因子Bach2に関する理化学研究所との共同研究の成果を論文として報告しました

理化学研究所九十九伸一博士、斉藤隆博士らとの共同研究により、転写因子Bach2によるT細胞分化の制御機構の一端を解明しました。Bach2はナイーブT細胞で高く発現し、エフェクターT細胞の分化を抑制することにより、T細胞の恒常性維持に寄与することが明らかになりました。先のNIHとの共同研究の成果とあわせると、Bach2は様々な段階で液性免疫および細胞性免疫を調節する重要な因子と考えられます。この成果は米国科学アカデミー紀要誌(Proc. Natl. Acad. Sci.)に掲載されました。

ページトップに戻る

PDFファイルについて

Adobe Readerの取得はこちらからPDFファイルの閲覧にあたっては、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerは、Adobe社のウェブサイトより無償で入手していただけます。

ページトップに戻る

ここからサイトナビゲーションです

トップページに戻る

  • トップページに戻る
  • 連絡先・アクセス
東北大学大学院医学系研究科生物化学分野 Copyright (C) Tohoku University All Rights Reserved.